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めざせ!Asian Beauty  megのよくばりブログ

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ベトナム旅日記2000年8月 2

3)1日目(ホーチミンへ)
8月14日(小雨のちくもり)
 11:25 羽田でチェックイン 
 11:50 JAL345便 B747-400 で関空へ 
 13:00 関空到着 関空のレストラン「花ごよみ」で肉うどんいなりセットとさぬきうどんを食べる(高くておいしくない。スターバックスにすればよかった)
 14:00 国際線にチェックイン  旅客サービス施設利用料 1人 2650円(カードで支払う)
 15:05 JAL749便 DC10 でホーチミンへ(予定より20分遅れ)
 16:20 機内で夕食。お昼もっと控えればよかった。
       ハモのエスカベーシュ・コック・オー・ヴァンor揚げ豆腐の牛そぼろあんかけご飯添え・フレッシュサラダクリーミーハーブドレッシング・パスタ南瓜マヨネーズ和え・パッションフルーツゼリー・ソフトロール・バター・コーヒー・赤ワイン・スーパードライなど
 18:00 (日本時間20:00) タンソンニャット空港到着
        ・検疫質問票(書いたけど出さなくてよかった)
        ・出入国カード(ホテルでも見せてくれと言われた)
        ・税関申告書(複写になっていて帰りに複写の方が必要)
       などを記入しておいて、入国審査にのぞみました。1時間もかからなかったと思います。
荷物は機内持ち込みだけにしておいたのですぐに外に出られました。ここからが大変。タクシーの呼び込みのお兄さんが群がってくるのです。
私はとりあえずドン(VND)に両替しようと銀行の両替所へ。大きいお金の方が両替レートがいいと聞いていたので、日本円で1万円を両替したのですが、なんと644000VNDと43US$になってしまいました。
どうしてドルをくれたのかよく理解できないまま、タクシーの交渉をしなくっちゃと思っていると、私が両替している間に夫がしつこいお兄ちゃんに捕まっていたのです。夫はホテルまで6US$で交渉したからと言うのですが、私が絶対メーターで行ってくれなければ別のタクシーに乗るというと、そのお兄ちゃんは、「メータータクシー。OK」と言って、他の人から車のキーを借りて車を持ってきたのです。その時点で断って別のタクシーにすればよかったのですが、めんどくさくてそのままそのお兄ちゃんのタクシーに乗ってしまいました。タクシーに乗っても地図とにらめっこしていたのですが、大きな橋を2回も渡るし、ドンコイ通りをくるくるまわるのです。これは遠回りしているなと思いましたが後の祭りです。ホテルに着くとメーターは91000VNDになっていました。「あんた遠回りしたしょ」と言うと「一方通行だから」と言い訳するのですが(本当にドンコイ通りは一方通行でした)90000VNDにはしてくれました。帰りは50000VNDもしなかったので、やっぱり遠回りしていました。ちなみに、90000VNDは6.4US$でした。
 19:50 Grand Hotelにチェックイン。
パスポートと入出国カードの提示をして204号室に案内されました。
旧館側のとっても広い部屋でした。でもカビ臭くて寝不足になるほどでした。このホテルではサービスのミネラルウォーターもついていませんでした。もっとも250US$の室料なのに朝食付きで15000円だったので贅沢はいえないかもしれません。
 20:15 ドンコイ通りをウィンドウショッピング。
雑誌によく載っているお店がいっぱい。みんなかわいい!でも値段はそんなに安くない。プレシャス・クイ(Precious Qui)は銀細工がすてきで品数少なく上品にレイアウトされています。オーセンティック(Authentique)もテーブルセッティング がエレガント。刺繍も日本的な物もあり上品。でも、結局そういう上品なお店ではほとんど買い物しませんでした。
ラッキープラザの食品屋さんで冷えたコーラを買おうと思ったのですが、1本15000VNDもするというので、日本より高いじゃないと買うのをやめて、グランドホテルのロビーで7-UPとミネラルウォーター1.5リットル(La Vieというエビアンがベトナムで作っている水)を30000VND買いました。
外側のドアを手で開け閉めする日立製のアンティックなエレベーターに乗って部屋に戻り、アラームの設定の仕方がわからなくてホテルの人に来てもらったりしたけどなんとか22:00にはカビ臭い部屋のキングサイズベッドで眠りました。

4)2日目(メコンデルタツアー)
8月15日(晴れ)
 5:45 「シンカフェ」に7:30までに行かなければならないので早起きしました。ホテルのアラームは役に立たなかったけどちゃんと起きられました。
 6:00 ホテルのレストランでビュッフェの朝ごはん。このホテルは日本人がほとんどいなくて静かです。ビュッフェだとたくさん食べてしまいます。パン、おかゆ、オムレツ、ハム、ソーセージ、サラダ、ぎょうざ、焼売、そしてフルーツ(マンゴ、ランブータン、龍眼、パイナップル、スイカ)
食事のあと、朝のドンコイ通りを散歩しました。昨晩の騒々しさがうそのように、のどかな風景でした。
 7:15 チェックアウト。 タクシーで「シンカフェ」へ。メーターで13000VNDでした。細かいのがなかったのと、車をお店の前までまわしてくれたので20000VND渡してしまいました。
 7:30 「シンカフェ」で予約していることを伝え、28US$×2人分を払って、出発を待っていると「ちょっとちょっと」と呼ばれました。なんと、今日はツアーのお客さんが少なくてバスが出なくなったと言うのです。今日のツアーに合わせてホテルの予約をしているので困ると言うと、ホテルの変更等全部手配するから明日の出発で行ってくれと。しょうがないなあと、ホテルの変更をしてもらっていたのですが、カラベルホテルだけが、旅行代理店を通しての予約だから、そちらを通さなければ変更できないとのこと。その時です。「Kim Cafe」に行ってくれ、そっちでほとんど同じ内容のツアーがもうすぐ出発するからと言われました。シンカフェのロゴ入りTシャツ2枚を手渡され、なんだか、わけのわからないまま、隣の店に連れて行かれました。「Sinh Cafe」との違いは、1泊目と2泊目の宿泊地が入れ替わっていることだけで、ホテルの変更もしてくれると説明されてなんとか出発できることになりました。
 8:10 キムカフェで1.5リットルのミネラルウォーター(A&B)を7000VNDで買って、バスに乗り込みました。ツアーのメンバーは10人。フランス人の親子(父・母・小学校低学年ぐらいの兄弟)、フランス人の20代カップル(甘えん坊女性と彼女にベタベタ男性)、スペイン人20代後半~30代前半カップル(さわやか、おしゃれ男女)、私たち。そして、ガイドのノーさんと運転手さん
バス、というか紺のワンボックスカー(エアコン付き)はホーチミンのチョロン地区(中華街)を抜けてHighway1を走ります。
ベトナムの道路は、スリル満点です。バイクもシクロ(自転車やバイク版人力車)も乗合バスもみんな車線なんてお構いなしで、我が道を行くのです。運転手さんはほとんどクラクションを鳴らしっぱなし。そうしないと、バイクが邪魔で早く進めないのです。バイクは4人乗りも珍しくありませんし、ほとんどの人がメットもかぶっていません。廃車になってもおかしくない車やバイクがいっぱいです。だから、排気ガスもすごいのです。バイクの女性(バイクに乗っている3分の1ぐらいは女性)の多くは、マスクや三角巾のようなスカーフで口と鼻を覆っています。
 9:30 トイレ休憩でガソリンスタンドに立ち寄り。
ベトナムのトイレがまたユニークなのです。便器は洋式、日本の和式のドーム型のところがないものの2種類がありました。使用した紙は水に流してはいけません。ダストボックスに捨てるのです。水洗は水洗なのですが手動式のところが多く、トイレの中の桶から洗面器で水を汲んで流したり、外の瓶から手桶で汲んできたり。でも、くさい臭いはせず、環境のためにはこのほうがいいかもしれないと思いました。
ホーチミンから離れるにつれて、車窓からの景色は水田が多くなります。カフェと床屋さんはどこに行ってもたくさん見かけました。車はハイウェイから脇道に入りました。途中のカフェで結婚式をやっているようでした。さらに車は無舗装の細い道を進みます。
 10:10  My Tho(ミトー)の近くのPineapple plantationに到着。
土の道の両側は水路になっていて、小舟が通っています。車を降りて、水路にかかった丸太の橋を渡るとパイナップル畑でした。小振りのパイナップルがゴロゴロなっています。畑のなかに小屋があって、そこにいる親子(と犬)がパイナップル畑の主でした。1つの株から何回も生えてきて、1回目のは国に納め、それ以降は自分の物になるとガイドのノーさんが言っているようでした(英語が全部理解できないので)。親子がパイナップルの皮を縦にスーッスーッとむいて、半分に割って1人に半分ずつ渡してくれました。甘くって味の濃いとってもおいしいパイナップルでした。犬とパイナップルをむいてくれた女の子と一緒に写真をとりました。パイナップルは10個で1US$とノーさんが教えてくれました。
 11:40 やっとCai Be(カイベ)に到着しました。
車が道の脇に止まり、ノーさんから大きな荷物は車に残して、カメラと貴重品とレインコートだけを持って船に乗ると言われました。お待ちかねのクルージングです。
その前に河沿いのCaibe Cafeで腹ごしらえ。ビーフヌードル(10000VND)、スープヌードル(10000VND)、コカコーラ(7000VND)を注文しました。あさっりしてお味はまあまあでした。ランブータン(柔らかいふさふさした毛?が生えている、中はライチみたい)がおまけの(?)デザートにつきました。
ここのトイレは有料で1人1000VNDと貼り紙があり、入り口にお金を入れるポストが置いてありました。
 12:40 メコンデルタクルーズの始まりです。
モーター付きの屋根のある15人ぐらい乗れる木製の小舟で、プラスティックの普通のイスが並んでいました。
コーヒー牛乳色の河は、メコンの前江であるティエン・ザアン(Tien Giang)で水深5~7メートルだそうです。河幅は広いところで1km以上あるのでしょうか。河の両側には水上に張り出してびっしりと家が並んでいます。河にはさまざまな大きさの舟がたくさん行き来して、ちょっと大きめの舟ならそこは家になっていて家族が生活していました。練炭があれば火は使えるし、水は使い放題で、欲しい物は小舟で売りに来るし、移動して買いに行ってもいいし便利ですね。犬も乗っているし、鉢植えも置いてあります。河に落ちても(?)すぐみんなが助けてくれそうです。
この日の気温は30度ぐらい、日本より湿度は低いようで、とってもいい気分です。
私たちの舟は幅10mほどの支流に入っていき、ジャングルクルーズのように椰子やシュロの木々の間に立ち並んだ小さな家の間を進んでいきます。両岸を結ぶ橋は丸太を足もとと手すりのところに2本渡しただけのものです。細い河だとほとんどの舟が手こぎなので、私たちの舟のモーター音だけが静かな中に響いて恐縮してしまいました。
メコンデルタでは河を中心に生活が成り立っています。洗濯をするのも、顔を洗うのも、身体や髪を洗うのも、料理を作るのも、洗い物をするのも、食料の調達も、遊ぶのも、手を伸ばせば届くメコン河でおこないます。メコンのコーヒ牛乳色の水を瓶に入れてしばらく置いておくと、細かい粘土の部分が沈殿して上澄みは透明になります。最初は河の水なんて汚くないのかなと思っていましたが、だんだんそんな生活がうらやましくなってきました。
 13:15 中州のような小島に上陸しました。
ガイドのノーさんについて、一軒の家にはいっていきました。そこでは男性が2人がかりで、「おこし」を作っていました。かまどにかかった大鍋に、砂糖、水飴、ココナッツ、香料を入れて煮溶かしたところへ、お米を蒸して乾かし着色した物をどさっと入れて飴をからめます。熱いうちに木の枠に流して、ローラーで押して平らにし、、大きな包丁で切り目を入れて四角く切り離してできあがりです。入り口の土間のところでは、女性たちがビニール袋にできあがったものを詰めています。家内工業です。
次に何軒か先の家に入りました。ここでは、女性2人がライスペーパーを作っていました。米の粉を水で溶いた物をひしゃくですくい、お湯の入ったお釜にふきんをピーンと張った上にクレープのように丸く流します。蓋をして10秒ほど待つと半透明になったライスペーパーのできあがり。へらではがし取って、ざるに広げて水分を飛ばし、さらに竹のすのこのようなところに並べて天日でパリパリになるまで乾かします。あの生春巻きの皮はこうやって作るのかとびっくりしました。
 14:00 舟に戻って、しばらく進んだところでまた上陸しました。道ばたにバナナや龍眼、椰子などが実っている小道のお散歩です。ところどころに、藁葺きの家やコンクリート造りの箱のような家が建っています。
少し大きめの木造の家は、モーターの音が響き、粉が舞っていて、精米所でした。日本の精米所だと糠というかお米のいい匂いがしますが、ここではほとんどしません。お米の種類が違うのでしょうか。ベトナムでは三耗作で米を作ります。米は徹底的に利用されます。籾は燃料に、糠は魚の餌に、それぞれ舟で運ばれていくようです。
次に煉瓦工場に行きました。ベトナムの煉瓦は小振りでかわいい。乾燥させた煉瓦をさっきの籾を燃やして焼いているようでした。この煉瓦も舟に積まれて運ばれていくのを何度か見ました。
 15:55 舟はVinh Long(ヴィンロン)の町に着きました。舟とはここでお別れ。30分ほど自由行動です。
私たちは市場に行きました。ここは地上のマーケットです。南国のフルーツ、色とりどりの野菜、生きている鳥、肉、魚、エビ、そして米!!!!!
生鮮食品が元気よく並んでいます。活気があって、ワクワクします。みんなおいしそう。ジュースと500mlの水を8000VNDで買っただけでしたが、楽しかった。
 16:30 陸路を来ていた車に乗り込みます。
10分ほど走ると大雨がふってきました。スコールです。しばらくすると雨があがり、大きな虹が現れました。
 17:15 車と一緒にフェリーに乗り込みました。真ん中に車やバイク、両サイドの1階、2階に人が乗ります。フェリーの中にもサトウキビの輪切りや手品のようなおもちゃ、宝くじなどを売る女性や子どもがいます。宝くじ(ロット)を売る子どもたちはいたるところで見かけました。カラーイラストの描いてある小さな紙の束を見せるのですが、最初は何を持っているのかと思いました。15分ほどでフェリーは目的地CanTho(カントー)に着きました。車はツアーの人たちが泊まるホテルに向かいます。
 18:00 ホテルに着くと自由行動のようでした。
ノーさんが私たちが予約したホテルまで送っていってくれました。こんなところにあるの?と思うほど細いでこぼこ道を車は進んでいきます。
 18:30 ここは本当にベトナムから168kmの町だろうか?コロニアルスタイルのリゾートホテル Victoria Cantho Hotel(http://www.victoriahotel-vietnam.com)はまったくの別世界でした。
ロビーの正面にはプールが、その奥にはカントー河(メコンの後江であるハウ・ザアン(Hau Giang))が見えています。ウェルカムドリンク(マンゴー?ジュース)をいただきながら、チェックイン。朝食券をもらいました。予約の変更を何度かしていたので心配でしたが、無事チェックインできました。
部屋に通されて、なんだかおかしいとフロントに連絡してもらいました。予約していたスィートルームではなかったのです。あらためて、218号室に案内されました。
広々としたすばらしい部屋です。床はフローリング、天井には木製のファンがまわっていて、ベランダからは真っ青なプール、その向こうにカントー河が見えます。インテリアはオリエンタルテイストで、バスタブとは別にシャワーブースも付いていました。500mlのミネラルウォータVictory2本もサービスされていました。
 19:20シャワーを浴びワンピースに着替えて、夕食へ。
「Spices Restruant」でベトナムビュッフェを実施していたので、それにすることにしました。1人8US$、333ビールとフレッシュトマトジュースで3.04US$でした。揚春巻、生春巻、牛肉のフォー、サラダ、牛肉炒め、チャーハンなどいろいろなものを少しずつ食べることができました。フルーツもパパイヤ、スイカ、ドラゴンフルーツ(キウイみたいに細かい種が入っていてあっさりした味、外観は鮮やかなピンク)、サンプーチェ(渋柿みたい)など。デザートにプリンとアップルケーキ。おなかいっぱい。
 20:00 プールサイドの“Cuulong Bar”に場所を移してエッスプレッソ 1. 2US$とバナナシェイク1.5US$。バナナシェイクおいしい。ブティックで絵はがき(6000vnd)を買いました。ホテルからカントーの町までシャトルボートがでているということなので、行ってみることにしました。
 20:45 Shuttle Boatでカントーの町へ。素朴な小舟を夫婦が運転してくれ、5分ほどで町の中心部の船着き場へ。
カントーはメコンデルタ最大の都市だそうで、ネオンサインもにぎやかです。ホー・チ・ミン像の建つ川沿いの公園を歩いていると、「MUTTU」に載っていた「Nambo」というレストランを見つけ、アップルパイ(20000VND)がおいしいそうだったので、テイクアウト用に頼みました。2階のテラスでできあがりを待っていると、ツアーで一緒だったフランス人カップルが食事中でした。
カントー市場はもう閉まりかけでした。ジャックフルーツを食べたくて探し回って、一軒のお店に置いてあるのを見つけました。その場でナイフで剥いて試食させてくれました。ドリアンに似た味ということでしたが、まあそうかなあ。ねっとりして甘い果肉がビワような種の周りについていて、そんなのがとげとげの緑のラグビーボールのような中に10個ほど入っているのです。1kg単位みたいだったのですが、無理言って、2個分だけ1000VNDで売ってもらいました。別の店でコカコーラを5000VNDで買って、帰りの舟の約束の時間になったので船着き場へ。船着き場には大きなの船が停泊していて中では音楽と食事を楽しんでいました。
 21:30 帰りはホテル専用の舟でしたが、モーター音がうるさかった。
 21:45 部屋に戻ってバスローブに着替えてお茶にしました。
買ってきたアップルパイはおいしいけど甘かった。リプトンの紅茶(ベトナムでは紅茶と言わずリプトンというぐらい)と、ティーセットのところに置いてあったベトナムコーヒー用のフィルターと豆で入れたコーヒー。とっても幸せ。お風呂に入って、翌朝5:30にモーニングコールを頼んでぐっすり眠りました。

5)3日目(メコンデルタツアー)
8月16日(くもり時々晴れ)
 5:30 モーニングコールで目を覚ましました。朝のホテルからの眺めはまた素敵でした。
 6:10 昨晩と同じ「Spices Restruant」でビュッフェの朝ご飯。
コーヒー、紅茶、ピーチジュース、オレンジジュース、パン、オムレツ、フレンチトースト、ハム、サラダ、フルーツはブーイ(ザボンのようなの)、ドラゴンフルーツ、バナナ。お昼が期待できそうにないのでたっぷり食べておきました。
 6:50 チェックアウト。
朝食は料金に含まれていたので(あのすばらしい部屋に泊まって朝食、税、サービス料込みで2人で11,000円。正規料金は室料のみで170US$)、昨晩の分25.14US$を支払いました。絵はがきに切手(8000VND)を貼ってフロントで出してもらいました。7時の約束だったのに、ノーさんは6:45ごろから迎えに来てくれていました。
 7:00 車はみんなのホテルに向かいます。7:20ごろ到着。1.5リットルの水を7000VNDで買いました。まだ、朝ご飯中の人もいて、出発は7:30になりました。
 7:30 車は西に向かいます。カントーの町をゆっくり見られなかったのは残念でした。
 7:55 橋の手前の道路脇に車が止まりました。ここから2、3分歩いた 川べりから小舟に乗ってCai Rang(カイラン)水上マーケットに向かいます。今度の舟は屋根のない小舟です。少年が前に、お兄さんが後に付いて舟を操っていきます。
香菜、空芯菜、カボチャ、パイナップル、などいろいろな物を載せた舟が行き交います。先頭の少年が、舟と舟がぶつからないように、大きな声を出しながら、オールで避けていきます。でもあんまり上手にできないみたいで、お兄さんやガイドのノーさんに叱られていて、後半いじけていました。
小舟はまた、小さな川に入っていきます。水遊びしている子ども、豚の解体をしているところ、生活の様子を垣間見ることができました。水上マーケットで買ったのか、ノーさんがみんなにバナナをまわしてくれました。ねっとりして甘くってとってもおいしかった。
 9:30 上陸して、煉瓦工場の家のトイレを借りました。
家の中で3人の子どもがお勉強していたので、「写真を撮ってもいいですか?」とベトナム語で書いた紙をお母さんに見せて、OKをもらって写真を撮りました。みんな写真が好きなようで、とってもよい顔をしてくれます。ノーさんが「写真を撮られるということは、かわいいって言うことだからみんな喜ぶんだ」と教えてくれました。
しばらく行くと子どもたちがたくさんいます。小学校のようでした。入り口にいた子どもたちと写真を撮っていると、子どもたちが奥へ奥へと引っ張っていって、教室の中にまで連れていかれてしまいました。みんな写真を撮ると大喜びです。特にフラッシュがたかれると大歓声です。校庭で女性の先生ともいっしょに写真を撮りました。本当に子どもたちの笑顔はかわいくって、元気で素直で素敵です。舟に乗り込んでからも、ずっと舟を追って走ってきて手を振ってくれました。どこの村の子どもたちも舟を見かけると「ヘロー」と手を振ってくれます。
小舟に乗ってまた、水上マーケットに向かいました。舟用にガソリンスタンドまでありました。
 10:30 今日のボートトリップはこれでおしまい。車に乗り込んで北へ向かいます。ハードスケジュールなので車に乗るとついうとうとしてしまいます。
 12:15 Ven Haというドライブインのような店でお昼ご飯です。豚と野菜の焼きそば(15000VND)、豚のライスヌードル(15000VND)、333ビール(8000VND)を注文しました。麺は黄色い乾麺をゆでた物でもう一つでしたが、野菜やお肉の味がしっかりしておいしかった。ここのオーナーがフランス語で長々あいさつしてくれましたが、チンプンカンプンでした。隣のおじさんたちが鍋を食べていたのですが、ついてくる野菜が盛りつけ、量ともにすごかった。真ん中にクレソンのような菜っぱを茎ごと垂直に立てて、そのまわりにいろいろな葉っぱがクリスマスツリーのよういなって山ほど積まれているのです。おいしそうだった。
 13:05 出発です。
13:25 Long Xuyen(ロン・スエン)の町を通過しました。教会が見 えました。
 13:45 道沿いのお線香を作っている家の見学です。糠、粘土、水と香料を混ぜた固まりを、竹ひごに薄く均等に巻き付けていきます。やってごらんと言われて、バランのようなものを右手に持って左手の竹ひごの上を転がしていくのですが、なかなかうまくいきません。お姉さんたちは流れ作業で何事もないようにこなしていきます。
できたお線香は表に干します。50本ぐらいのお線香をまとめて持って、くいっとひねって逆さにして開くとあら不思議。扇の要のように広がってお花のようになります。これも、私がやってみると失敗しました。このお線香はお寺やお墓で必ず見かけました。
 15:20 Chau Doc(チャウドック)に到着です。みんなをツアーのホテルThuan Loi(利順)で降ろして、私たちのホテルまで連れていってくれました。
 15:35 Victoria Chau Doc Hotel にチェックインしました。
フロントでパイナップルジュースがウェルカムドリンクとして出されました。昨日のヴィクトリア・カントーよりはこぢんまりしていますが、立派なホテルです。今度はフロントでスィートルームになっているか確認しました。荷物を置いてくる間ノーさんが下で待っているというので大急ぎで232号室へ。今度はウェルカムフルーツ(ドラゴンフルーツ、サンプーチェ、ランブータン、モンキーバナナ、ぶどう)もありました。
 16:10 みんなのホテルに戻って、サム山に向かいます。
 16:30 信仰の山、サム山のふもとに到着。ここには多くのパゴダ(塔?)が建てられています。Chua Hang(福田寺)という石門のところから階段を上っていきます。ベトナムの仏像は極彩色でリアルでお人形みたいです。お寺のバルコニーのようなところから、ベトナムとカンボジアの国境が見えています。すぐそこの河向こうの並木から奥がカンボジアだそうです。カンボジアから密航してくる人が多くて、その人たちのブラックマーケットもあるそうです。洋服が安く入ってくるということでした。。
さらに山を登っていきます。標高差500mあるそうです。なかなかハードでフランス人カップルの女性や親子のお母さんはバテていました。
 17:30 結局山頂まで登ったのは私たちだけでした。山頂の手前にロバや変な遊園地の乗り物のようなのが置いてあり、家族が住んでいるようでした。山頂に着くと、なんと自動車が止まっていて、車でも来られるようでした。ノーさんに後で聞くと、軍の道だと言っていました。峠の茶屋のような家もありました。本当のてっぺんに「静親母元戎主処(?)」と書いた廟のようなお墓のようなものがありました。
 17:54 山の上から日没を見る予定だったのですが、日没はもう少しあとのようでした。山頂から少し下がったところのカフェのハンモックで、7-upを飲みながら風を受けているといい気持ちです。山を降りて車でパゴダが集まっているところまでもどりました。
 18:30 30分自由にお寺を見てまわります。
まず、Holy-lady templeへ。聖母観音がいらっしゃいましたが、やっぱり極彩色であまりなじめません。このお寺から6歳ぐらいの男の子がずっとしゃべり続けながらついてくるのです。ガイドをしてお金をもらおうとしているようでした。どうしようと困っていましたが、タイアン寺の境内に入るとあきらめたのかよそへ行ってくれました。タイアン寺は大きなお寺で、いくつもの部屋に分かれていました。千手観音や明王様、大黒天のような仏様は、みんな肌色、赤や黄色のマント、緑のパンツと日本の仏様とは大違いでした。本堂(?)のようなところが、塔の2階にあって、仏像がくるくる回っていました。30分の予定でしたが、みんな早く見終わって車に戻ってきました。
 19:00 みんなのホテルに戻って解散です。
ノーさんがホテルまで送ると言ってくれたのですが、市場を通って歩いてホテルまで戻りたいからと断りました。市場はもう店じまいで暗い道で迷子になりそうになり、ノーさんに送ってもらったらよかったと思っていると、やっと河のほとりの道に出ました。
途中のお店でLa Via の1.5リットル(7000VND)と7-up(5000VND)2本を買いました。ホテルの横の公園で夜店をやっていて、鳥や馬が8個ほどついた小さなメリーゴーランドが子どもを乗せて回っていました。
 19:30 コロニアルスタイルのクリーム色のホテルに戻りました。部屋はJunior Suitesでヴィクトリア・カントーより小さめでしたが、ちょうど落ち着く大きさでした。何か所かにBONSAIが置いてありました。
330mlのLa Via2本も付いていました。ところで、ベトナムのホテルで歯ブラシを置いていたところはありませんでした。日本だけなのかもしれませんね。
 20:10 ホテルのBASSC Restaurantで夕食です。ボート部(?)のOB会か歓送会のようなのをやっていました。Grilled Beef Ribeye Steak 170g(9.52US$ )、Grilled Giant Mekong Prawn(9.52US$ )、Beef Noodle Soup(1.56US$)Goi Du Du Tom Hap (4.76US%)、Tiger Beer(2.16US$)、オレンジジュース(1.73US$)を注文。ステーキは固いけど肉の味が濃くっておいしい。でも塩こしょうしていないようでした。メコンエビは手長エビの小さいようなので、水槽からすくって調理してくれました。ひげと前脚が長いエビです。身があまりありませんでした。牛肉のフォーはもやしとハーブが別のお皿にのって付いてきて、今回ベトナムで食べた中で一番おいしかった。エビ、イカ、青いパパイアのサラダは唐辛子とお酢とニョクマムの味が合わさってこれもすごくおいしかった。タイガービールは333ビールより濃くっておいしい。オレンジジュースもすっぱくてさっぱりしていておいしかった。小さな紙製の傘がついていました。翌朝は7時にノーさんが迎えに来てくれるので、フロントに5時半のモーニングコールと6時に朝食のルームサービスをお願いしました。
 21:00 部屋でフルーツを食べて、お風呂に入って寝ました。



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